6月29日は、梅雨が明けて夏本番前直前の時期です。
すでに外では猛暑であり、30度越える日もあり、また、体感温度では30度を越えたら、40度近くまで感じる熱さであります。
こうした中、だいぶ早いのですが、7月には秋のカタログが創刊され、秋グッズが沢山出てきております。
このため、「あ!秋の新商品を提案しないといけない」となる気持ちになります。
今回は、他店ではあまり展開していない、ブランケット関連の名入れ印刷についてお伝えします。
最近の傾向として、無地の柄は少なく、北欧柄メインとなっており、無地のブランケットに印刷するタイプの事例となります。
ブランケットは当たり前ですが「布」の素材です。
そのためプラスチックのうような印刷は基本できません。できたとしても、タグ貼りや刺繍がメインとなります。
このため、本来、布への印刷は非常に高度な内容となります。
まずは、百聞は一見に如かずでありますのでご覧下さい。
同じロゴマークで、同じ商品で、素材は同じなのに下地が違うだけで、印象が違います。
これは布印刷特有であり、下地の色が強く、下地の色がハッキリと見えてしまうからです。
通常、布の印刷の場合には、染める作業となるのですが、シルク印刷の場合は、単にインクを上から印刷しているだけです。
これがあるため、下地の色が見えるのです。
これがブランケットなどが、印刷で非常に難しい印刷と言われる流れであります。
多くのサイトが布のブランケットの印刷をできない理由としては、このようなリスクノウハウが乏しいからです。
きちんと説明できないと、単なるクレームの流れになるため、しっかりと伝えることが必要なのです。
さて、
次のブランケットの名入れ印刷はこちら。
こちらは、下地が薄く、印刷が濃い場合についての事例です。綺麗に印刷されているでしょう。
このように、下地の色とインクの色の組み合わせで、同じ印刷手法であっても、全く完成度の印象が大きく違います。
このため、このような説明を完成前に説明できるようにしなければ、初めてブランケットなどの印刷をする方には、納得ができません。
さて、
最後になりますが、こちらはネックウォーマーです。ブランケットではありません。
基本、布製品であれば、ブランケットでもネックウォーマーでもOKです。
印刷の細かさの事例として、キャラクターなどを入れた場合の「再現性」がわかります。
もともと、布なので、この程度しか再現性がありません。
いかがでしょうか。
実際に展開したサンプル事例を見ることで、本当にわかりやすいオリジナル印刷のノウハウが説明できます。
ぜひ、参考にしてください。
2018年6月29日