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さきほど、お客様から不良品認定のメールが来て対応しました。
当店はメーカーではないので、どちらに転んでも「損」はしません。
ですから、安直にお客様の事を全て聞いて、その責任を全てメーカーの責任にも出来ます。
ですが、それは販売店としては、してはいけない行為だと認識しております。
まずは内容を見てみましょう。
商品はこちらです。
そして、クレームの内容がこちらです。傷や汚れなどの交換です。
いかがでしょうか。
何がクレームかわかりますか?
まず、陶器なので良くあるパターンですが、やはり、一部に汚れや凹みがあります。
これですが、窯入れなどの焼きつけ作業で、焼き作業の工程では、少なからず出てきます。
これを見つけて「不良品」とするのは、ある意味では横暴であります。
もちろん、好き・嫌い、認める・認めないというのもありますが、1個数万円の美術品ならわかりますが、1個100円程度の商品について、この程度のクレームをつける理由が見当たりません。
まして、メーカーも当店も、これを不良品とは見ておらず、この程度はバンバン販売しております。
別に返品頂いても、他店にこれを販売しているので、この良品を他のお客様に配布するだけです。
では、不良品とは何か?
これは簡単で、陶器の場合に非常に多いのが「割れた」という事例です。配送中に割れてしまうのが陶器の宿命です。ですから、こうした場合には良品交換が当然の流れです。先でいえば湯飲みとして使えないからです。
ですから、不良品の認定は、商品の機能が著しく低下した場合のみ となります。
先の湯飲みでは、お湯を注いでも漏れるわけでもなく、何の問題もありません。
先の湯飲みは1個100円です。
非常に安く提供しているわけであり、高額な贈答品ではありません。もちろん、ギフト品としてお客様に渡すのですが、だからと言って、何でもかんでも対応するのは筋違いであります。
メーカーの1円でも安くしているのであれば、結果として、「お買い得」になりますからね。
ですから、クレームの内容は、価格相応で対応するためであり、メーカーの努力も認めるべきであります。
ですから、当店はお客様の意見と、メーカーの努力を天秤にかけながら対応します。
こうした判断の最終的な決定は、過去にどれだけのクレームがきているかどうかであり、過去にどれだけの販売実績があるかです。
普段としては不良品率は「0.5%」です。1000個販売して5個の計算です。
それが100個販売して10個の不良品があると判断したお客様は、明らかに「変」であります。
こうした率で判断しております。
お客様の勝手な感性の都合で、不良品認定をしても困るわけです。
当店としては「公平性」を上がるため、ハッキリと伝えます。
「あなたの感性で勝手に不良品として認定されても困ります」
という内容です。
もちろん、本当の不良品は認めますが、好き・嫌い程度の判断では、全く相手にしないこととなります。
2019年2月3日