どんな記念品がいいのかは、店長である私にもわかりません。理由としては、毎日対応しているため、マンネリ化しており、そのため、情報のノウハウが固定化してしまう可能性が高いからです。結果として、良い提案ができなくなります。
そこで今回は、他店の情報を見ながら、プロが分析してみます。
当店としては良い部分であります。ただし、カテゴリーとしては、プチギフト関連となりますので、この点については全く問題ないのですが、メインとなるとかなり難しいです。
こうした中、非常に参考になるのが「フォトフレーム」「オルゴール」「えんぴつ」となっております。
こうした視点は重要であります。フォトフレームについては写真ですので記念になりますし園児は好きですからね。オルゴールについては、音ですので、逆にオンリーワンのような凄さがあり、普通の大人でも相当に嬉しい宝物になります。
最後に鉛筆は定番であり、ここでもありますが、小学校の準備として必要ですからね。
ここからとなると範囲内ですが、それでもまだまだメインではありません。商品構成を見ると、「筆記具」「電波時計」「フォトフレームオルゴール」など、幼稚園・保育園と比較すると、大人でも浸かるような実務型になりますね。
ただし、この段階でも、今は少子高齢化なので、このタイプでは商品だけ購入するだけでもけっこう大変です。ましてや名入れ印刷となるとだめな感じがありますね。
結果的には、商品だけ購入するという形がベストなんですよね。
中学生になると、ぐんと予算があるように見れます。商品も豪華であり、「SEIKOの電波時計」「フォトフレーム付き電波時計」「多機能ペン立て」などになっています。
この点だけ見ると、非常に良い卒業記念品関連で、よくもこれだけ予算があるのかビックリします。これで名入れ印刷をして対応するのですから、相当大変です。ですが、商品選びのノウハウには非常に参考になります。
最後になりますが、こちらは残念な商品が並びます。「ふくさ」「印鑑」「ペン」などです。
どうして残念であるかは、社会人としてみれば、実用性がなく、単なるその場限りのものです。前の幼稚園などでは、小学生に上がるために準備としてありましたが、確かに「建前」として社会人になるため必要なアイテムなんですが、実際のイメージ商品であるのがわかります。
2017年3月18日