卒業記念品を販売しているので、ハッキリと認識できますが、学校の生徒の人数はもう、卒業記念品を販売するレベルではありません。それというのも、前段階であり「卒園記念品」の傾向を見れば、どの程度の減少になっているのかわかります。
卒園記念品の個数は多くて「20個」から「40個」です。つまり平均して30個あれば十分となっております。このような流れから見えるのは、もう卒業記念品で大口というのは、個々のレベルでは無理だと判断できる内容です。
こうした中、少し興味深い記事がありました。
・あなたの母校がなくなる…2050年~小中学校3分の1に大幅減
単純に人口減少は、予想できる範囲内ですので、データさえみれば、卒業した母校が無くなるのかはすぐにわかります。実際、わたしの住んでいる地区では、高校はすでに「準公民館」となっており、学校自体は存在しておりますが、高校自体はありません。
仕方がない部分ではありますが、人口減では、建物の維持が需要と供給で成り立つため、結果として、生徒数がいなければ自然の流れです。
2050年には3分の1が無くなるというわけですから、今の高校生が卒業した場合、ちょうど親世代になり、同じように小学校や中学校で卒業する時期には、自分が通った高校はすでに「廃校」となっているわけです。
こう考えると、卒業記念品販売も、2050年には、3分の1になっているでしょう。当店自体はいいのですが、そこで働いている先生や関係者などは、3分の1まで減らして対応しないといけないわけです。卒業記念品どころではないのです。
ただし、最近では、卒業記念品よりも、創立50周年など、学校の周年記念行事のほうが、数量も予算もしっかりとしているので、卒業記念品よりも学校関連では、こちらがメインの販売内容とっております。
2018年3月7日