昨日は多くの学校で終業式がありました。
それがなぜか?多くの報道になっておりました。単なる夏休みでしょう!と思うのですが、今年の夏は酷暑。
気温は30度を軽く超え、実質40度近くになっております。ですから、ある恒例の行事が中止となりました。
教育委員会から体育館での終業式は控えて!のお願い
この7月の夏の報道の中で、一番多くの関心事として、大阪の地震に続き、西日本豪雨被害があり、そのあとに猛暑となる熱中症事件・事故が多発しております。こうした中、豊田市では、小学生が熱射病で死亡する痛ましい事件があり、これを皮切りに、多くの学校でバタバタと熱射病で熱中症被害が多発しました。
こうした中、さらに、マニュアル通りしか対応・考え方がない学校側が、体育館で講義をしていたら、バタバタと熱中症で倒れる事件がありました。
このニュースが全国化し、今回の終業式を体育館でしないようにとの指示です。
・体育館で終業式控えて 都教委 2018-7-20(金) 1000 – Yahoo!ニュース
学校にはクーラーが設置されていない。予算がないから(道路は作るお金があるけど)
こうした現状は、ある意味では仕方がないと判断できますが、今回の件で、何よりも驚きは、学校にはクーラーが全く設置されていない!という状況です。
まぁ普通ですが、今の時代、これだけの酷暑になってなお!無いとは不思議です。
・最高気温40度超え、暑い町なのに教室にエアコンがないその理由とは 岐阜・多治見市(中京テレビNEWS) – Yahoo!ニュース
その理由が財政面の件を上げておりますが、市町村の箱もの行政には多大な無駄使いがありながら、学校のクーラーが全く設置されていないのは、とっても単純な理由です。
それは小学生を中心とした子供には選挙権がないからです。
これは、ある意味では学校の問題というよりも、政治の問題であります。
ですから、生徒の教室にはありませんが、教師の職員室にはクーラーは設置されております。
いかがでしょうか。
単なるクーラー騒動からみえる現代の日本。
これだけからこそ、若い人たちの悲鳴も聞こえるわけです。
2018年7月21日