ゾゾタウンからしまむらが撤退した理由についてかいてありました。
・しまむらが1年弱で「ZOZO離脱」せざるを得なかった苦しい事情(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース
(検索してください)
やっぱり読んでビックリしたのが
・手数料は20%から35%
・しまむらの利益率は30%
・モールと自社サイトでのノウハウは全く別
という3点です。
この点について感想を書きます。
この書き手は、モール手数料は判断がおかしいです。
まず、普通に考え2桁はありません。よほど特別であり、せいぜい5%程度です。
なぜなら、簡単に考えて、20%も負担増を要求するなら、その負担分の利益を必ず値下げします。それが経済原則であります。
20%も高い商品を進んで買う事は、今の競争社会ではありません。
ですが、ZOZOではこれが普通なら、やはりそれが「異常」であります。
5%値上げした分を販売したら全く売れないのは、商売の鉄則ですから、いかに異様かがわかります。
これについては、ものすごく素晴らしでしょう。
仕入れた服で、利益を30%上乗せして販売できる力はスゴイです。
売上減になっているとはいえ、全体の評価は高いレベルです。
利益率30%の小売り業など、探すだけでも一苦労ですよ。
ですから、この記事の過ちだと思います。
そして、最後になりますが、しまむらのECサイトは、モールで得た知見を、そのまま自社サイト運営で活用できるため、ZOZOには出店しないという判断と分析。当たり前でしょう。
ですが、記事の内容では、モール型と自社サイトでは運営方法が全く違うため、使いものにならないという視点。
確かに1理あるのですが、それはそれで、応用力があれば活用可能範囲です。
それが全く役に立たないという判断はありません。
2019年6月29日
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