企業向けのマスク販売をしておりますが、昨日の中身が今日、公開されて驚いております。
菅官房長官が
1枚200円で1億枚
というコストを公開してもらいました。総額200億円。
プロの販売店からすれば、200億円の予算があり、今のマスク不足を解消するためには、何をすべきか?と言われたら簡単です。
不織布マスクの原価は200億円あれば、原価20円と設定できます。つまり
10億枚を配布出来る計算です。
もし、これを実行していれば、マスク価格は大暴落しました。
今は1枚50円程度で流通しておりますが、1人10枚は配布可能なので、近くのコンビニなどを拠点として、アプリなどで10枚無料でプレゼントするので良いのです。
しかし、
わざわざ、1枚20円程度で出来る不織布マスクを、1枚200円のコストで対応。
その差10倍の転売行為。
トイレットペーパー騒動がありましたが、10億枚も供給されれば、今、沈静化しているトイレットパーペーと同じ運命になっていたでしょう。
ちょっと待っていれば、供給されるので、熱心にドラックストアーにいかなくても、いつでもあるとなれば、「安かろう!よかろう」となります。
全国は無理でも、北海道・東京・大阪・福岡などの限定地区だけで対応すれば、数百万枚のマスクなど、あまりに余っております。それは販売しても余って仕方がないので「必死にマスクを売っている」状況なんですよね。
もし、今回、安部政権が「過去最大の転売行為」をしなければ、不織布マスクは大暴落し、誰でもいつでも手に入るマスクとなり、100円ショップで買えるようなパターンになりました。
しかし、皮肉な事に、能力が著しく低いため、一番効果が高いお金の使い方ではなく、一番まずい使い方をしてくれたおかげで、なんとかマスク販売が4月も出来ます。
民間企業同士が競争しており、100円1枚であったのが、今では1枚50円にまで。
半値まで、たった30日でなりました。
これに10億枚のマスクが参加したら、1枚50円が25円まで値下がしたでしょう。
安部政権の無能さに感謝するしかない。
2020年4月2日