夏の販促品として扇子は非常に有望なコンテンツでありましたが、2017年の夏は非常に苦戦しております。
今回はこの理由について分析してみます。
もともと、記念品ストアーでも扇子が売れると判断して拡充したのが5年前ですから、すでに5年間はトップを走った結果、どこのサイトでも扇子をメインとした夏グッズの紹介となりました。
結果として、当店だけがメインとして扇子を販売していたのですが、他店も同じ商品を展開した結果、あまり希少価値が低下して、売れない原因となっております。
これはどこにでもある競合店であるため、それほど問題ではないと判断しております。もっと重要なのが、100円均一ショップだと思います。少し前まではそれほど夏グッズとしての扇子は数種類しかなかったのですが、今では100種類近くあり、コーナーも充実しております。
ですから、ここまで100円ショップが沢山の扇子を販売すると、価値が下落して、付加価値が扇子として無くなった感じがあります。
さて、もっと深刻な部分としては、扇子自体が飽きられており、イベントやキャンペーンで使わなくなっていると判断している点もあります。これは大変な事なんですが、実際、クーラーバッグもこの流れでした。
ですから、価値が高いように今後2018年の夏は展開しないといけないと判断しております。
2017年6月26日