2月になると、卒業記念品としてのマグカップの販売画面となりますが、2018年を見てみると、マグカップの依頼が非常に少ないです。また、それは当店でもあえてそうして、少なくなるようにしている部分がございます。
その理由についてお伝えします。
元々、マグカップの印刷は、陶器への印刷となりますので、単純にプラスチックに印刷するのとは本当に違います。つまり、非常に手間暇かかります。そのため、コストアップがメインになりますので、安く作ろうとする形のマグカップ制作の流れとすると、全く逆になっているわけです。
こうした点から、マグカップの提案は、やればやるほど無駄な作業が非常に多いのが特徴となっております。そうなると、ビジネスとしてみると、手間暇かかる割には、お客様から感謝されない部分が多々ありますので、商品だけを販売するのでは問題ないのですが、オリジナルのマグカップを作る場合は、個数が数千個あるとやる気もありますが、卒業記念品などの100個程度では、苦労が多い割には内容がない場合が多いです。
このようにマグカップの印刷については、手間暇がかかる部分が多いので、簡単なようで簡単ではない、印刷のタイプとしては非常に高度なないようになります。
ただし、マグカップが全く売れなくなっては仕方がないので、メーカーと協力しながら対応し、結果として、100個からできる形にもなっておりますが、 印刷範囲が非常に狭くなっておりますので、大きく入れたいと言うお客様にはキャンセルの形となっております。
このような流れから、マグカップの依頼辞退は非常に少なくなっており、卒業記念品の中では定番であるのにも関わらず、ほとんど依頼がない形になっております。
2018年2月15日