オリジナルのバッグ類については、東京ビックサイトでの開催の展示会に行けば、いくらでも手に入れることができます。
今回は自社の商品ではなく、他社の商品を画像付きで、皆様にも見てもらい、どのようなタイプのデザインや素材やクオリティがあるのかを判断してもらいましょう。
数が多いので、今回は6点ほどご紹介します。
まずは「東京スカイツリー」のオリジナルバッグです。
オレンジの色に全面にスカイツリーのデザインと「入居者募集中」の内容です。
素材はやはり不織布タイプです。
今回のはオレンジが目立つし、イラストの大きさもよいですが、もう少しデザインがあれば完璧でしたね。
明らかに手を抜いた最終段階でアウトです。
次は「SMIC(セミコンダクター・マニュファクチャリング・インターナショナル)」です。
中国の最大手の半導体メーカーです。
素材は同じように不織布タイプです。シンプルに会社名とURLタイプ。
色は定番の白色なので、良くも悪くも合格ラインです。
ただし、このデザインですと、マンネリ化したタイプで記憶に残りませんので、白色以外で対応したり、1色でも多色を用意したりするのがいいでしょうね。
次は「ミスミ」です。
こちらも素材は不織布タイプです。前と同じように刷り色白です。
ですから、マンネリ化しているので、白以外の色で対応すると目立つし、オリジナル度が上がります。
ここでのポイントは、やはりロゴのデザインが素晴らしい点です。
見ればわかりますが、カッイイですよね。
こうしたデザインの見本は非常に参考になりますね。
次は荷物測量の「イマダ」です。
今回は布タイプで刷り色白です。この点ではなく、実は全体のオレンジ色がミカン系の感じで、非常に他のバッグと比較して目立ちますよね。関連性も高く、おすすめのデザイン内容です。
バッグの色とデザインをうまくリンクさせて、オリジナルバッグを作る良い見本です。
ただし、全体のデザインがダサイので、少しデザイナーを入れて対応したすれば完璧でした。
次は創業100周年のマークがワンポイントで目立つ「シンフォニーテクノロジー」です。(旧神鋼電機株式会社)
こちらの会社はおかげさまで創業100周年。ロゴの色自体が緑なので、そのイメージとおりのオリジナルバッグ。
これは合格点です。
会社のロゴマークと創業100周年のデザインですが、プロからみれば、ちょっと駄目です。
やはり、周年の部分をメインとして大きくして、後は会社ロゴを下部分に入れてデザインすると、オリジナルバッグとしては非常に良くなります。1行にする必要がないのに失敗した事例として見れます。
素材は相変わらず不織布タイプです。
次は「ケンウッド」です。
こちらのバッグは、何度も展示会で何度も使うタイプで、わたしのようなプロであれば、何度ももらいました。
非常にシンプルなデザインと名入れ印刷のオリジナルバッグです。
非常にデザイン的に優れており、プロのデザイナーがしっかりとデザインしております。
どうでしょうか?
参考になりますよね。ぜひ参考にオリジナルバッグを製作してください。
2017年7月27日