訪日客向けの情報として、単なるイベント品を提案しているだけでは味気ないです。
そこで、会社が埼玉川越にあるため、富士山へは気軽に行ける場所のため、6月30日、土曜日・日曜日と天候が晴れの予想。
(ちなみに、次の7月7日・8日は台風のため登山できない)
このように、夏の富士山は「台風」や「雲」など、なかなか悪天候のため、登山が厳しい日程なんで、晴れの日は本当に登山をする日となります。(ちなにみ、決定したのは金曜日の夕方で)
吉田口登山ルート編
1年ぶりとなる富士山登山。
6月から高尾山で足なれしておりましたので、問題なしと判断しスタート。
証拠となる富士山5合目吉田口にある看板の前で撮影。
基本、6月30日は、まだ山開きではないので、通行できませんが、ちゃんと登山届けを出して、いつものルートからスタートしました。
予想はしていたのですが、あまりにも人がいなくビックリ。
「これはまずいのでは?」と思いましたが、慣れているので、ともかく6合目までに行きます。
5合目の場所では沢山の海外の方がいますが、こちらは数名程度です。
6合目に到着。
雲が覆っている時間なので、当然、何にも見えません。
富士山のトレランをしている方がちらほら登山しております。
7合目までは、簡単なジャリ道です。
高山病対策訓練としては最高レベルとなります。
コツコツと登山中。
少し上にいけば、雲海の上ですので、きれいな青空も出てきます。
そうこうしている内に、珍しく太平洋側が見えました。
伊豆半島です。
さて、無事に山小屋である蓬莱館には到着しましたが、ここアクシデント。
・富士山でパニック。足がつった場合の対処方法|富士山登山吉田ルート日帰り初心者ツアー
なんと!疲労から足がつりました。
これには相当あせりました。
だって、8合目の岩場です。もう!死んだも同然の場所。
貴重な体験でしたが、なんとか肉離れしなく、奇跡的に山小屋へ。
結果、夕方のきれいな雲海を見る「ご馳走」があり、このために登山しているわけです。
日本第2位の山は3200m。
蓬莱館は3150mですので、ほぼ山頂です。
富士山が綺麗だと感じるのはこの瞬間であり、富士山登山が海外の方にも人気の理由はこの部分であります。
これだけ綺麗に見えて安全な場所は富士山以外に手軽にできないからです。
富士山登山の下山編
20回ほど富士山には登山しているのですが、今回の足がつる状態は相当ヤバイです。
ちなみに、富士山登山の目的は4時半に登るご来光です。
基本、山頂で見ようが、山小屋でみようがいいわけなので、面倒なためいつも「山小屋山頂」です。
ちなみに、撮影すると逆光のために、暗くなるのはいつものパターンです。
天気がよいため、雲の間からご来光。
実際、気温は4度程度であり、そのため雲もわかず綺麗に見えます。
赤富士として、朝と夕方になりますが、このように現場では赤いです。
何度も体験しておりますが、日の出があがると、4度の気温が一気に10度程度まで上がります。
遮るものがなたいめです。
さて、昨日は足がつった状態を回復させたとはいえ、完治しているわけでもありません。結果として、帰りも相当苦労して対応しました。
また、このように8合目から帰る人は数人程度で、ほぼ1人でこの大きな富士山の下山道を帰ります。
4時半に日の出なので、帰るのは5時です。
登山している人なら普通なのですが、まぁ朝の5時です。
富士山を下山道から見て、驚き・感動。
毎回ですが、でかいです。
こんな感じで、撮影しても誰もいない。
慣れていないと不安だと思う。
さて、コツコツ足を保護しながらスタート地点へ。
たまたま、富士山5合目の山開きの祭りがありました。
記念に2018年7月1日の看板撮影。
これがけっこう証拠になります。
まだ、交通規制がないため、一番近くの駐車場に車をとめました。
行きの時には全く見えない富士山でしたが、朝の7時ではハッキリ綺麗に見えます。
なんとか無事に5合目吉田口に到着したため、足がつっても問題なしと判断し、1km下った公園の奥庭へ。
ここは意外と隠れスポットであり、普段の軽装でもOKな場所。
ただし、5合目からバスなどは「ほぼ通過」するため、車で来る人のみの場所になっているのが原因です。
ともかく、2018年初の富士山登山が無事、完了しました。
訪日客向けの富士山ですが、実際に登山している方は、けっこう珍しくいわけです。
2018年7月5日