卒業記念品は生徒数が少なすぎる現実
もう、絶望的な人数しか生徒がいないのが学校の現状です。
数百人単位のは学校全体の話であり、1クラス単位では、ほとんど意味がないレベルまで少なくなっています。
もともと、数量が沢山あるので「安く」なる仕組みがありますが、もう全く逆で、今では少ない生徒数が逆に1個当たりのコストを引き上げています。オリジナルの記念品を製作するのに最適な個数は数百個レベルであり、数十個レベルではないのです。10分の1までに下がった現状では、非常に苦しいと言えます。
こうした点はもともと分かっていた部分ですが、記念品販売サイトとしては、もう「限界」に近いレベルまで来ています。名入れ印刷をして、オリジナルの記念品製作は全くあっておらず、見積もりを出しても、全く注文がない状態に近くなっています。
つまり、「高いよ」という感じになっており、それでも全く利益を出せない仕組みになっています。
こうした中、包装・のしであきらめる
数が少ないことはそれだけ総額が低く抑えることが可能なので、非常にリーズナブルになるわけです。昔であれば数百万円のレベルの卒業記念品が、今では数万円の予算になっているわけです。だからこそ出来る範囲と出来ない範囲があり、それをうまく活用すれば、大勢の生徒に配るよりも、良い記念品を差し上げることが可能になっているわけです。
こうした中、当店では包装・のし対応品を記念品カテゴリーに増やしています。全く工夫はありませんが、もう名入れ印刷をしてオリジナル記念品製作をするのは、学校関連では、創立記念の周年イベントだけで、卒業記念品に比例した生徒への対応は、商品自体の魅力をプラスして、対応するしかないと判断しています。
包装・のしというと単純ですが、今は商品自体の魅力は判断できるほど、商品が溢れているため、こちらのほうがスマートと言えます。
2016年6月6日