熱中症対策品の魅力的な在庫がなくなっているのも大きな原因ですが、この販促業界は、一番暑い8月に大きく動くのではなく、5月・6月での「対策品」として対応する形となっております。
ですから、7月末は「夏の終わり」という感じでなっております。
結果として、熱中症対策品としての価値を見ると、安いから購入するという部分もなくなり、更に、暑いから購入するというのもなくなるために、結果として、終わった感が自然と出てきます。
さて、2018年の夏にむけて、今回の売り上げから、どんなニーズがあったのかを独自に分析してみます。
叩いてすぐに冷えるタイプの瞬間冷却剤。結果的にどのメーカーも今年からスタートしました。
これには大きな流れがあり、もともと、1社程度が対応していたものを、今では中国の工場さえ付き合えがあれば、それなりに仕入れて展開できるわけであります。結果としえ、安くて機能・性能が高い冷却材が売れました。
また、売れる内容も、50円以下程度の機能よりも、価格重視のタイプをメインした「いかにも販促品」タイプの熱中症グッズを展開したいのは秀逸でした。
もうひとつ、素晴らしい商品が気化熱タイプのクールタオルです。
昨年はあっという間になくなり、今年も大量にあったのですが、その商品の機能や性能から、これも昨年以上の売れる形をとりました。
こうなると、一部の商品については、非常におすすめであります。
ですから、機能・性能が高い予防対策品もありますが、さらに1歩進んで、デザイン重視のセンスがあるものがメインとなると予想しております。
こうしたデザイン重視となっている熱中症対策品がメインとなるでしょう。
2017年7月27日